小樽市 概要
小樽市(おたるし)は、北海道後志支庁北部に位置する市。石狩湾に面し、古くから港湾都市として発展した。歴史的建造物が数多く、全国有数の観光都市としても人気が高い。札幌市からJR快速列車で30分前後であることから、隣接する札幌市のベッドタウンとしての役割も持つ。
後志支庁管内では唯一の市であり最も多くの人口を抱えるが、支庁は内陸の倶知安町に置かれている。保健所政令市の一つ。最盛期の1960年代には人口は20万人前後だったが、以降人口は減少傾向にある。
衆議院議員総選挙の小選挙区は北海道第4区に属する。
小樽市 面積 243.30km2
小樽市 総人口 135,500人(住民基本台帳人口、2009年3月31日)
小樽市 人口密度 557人/km2
小樽市 地図
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小樽市 地理
後志支庁北部、日本海側沿岸に位置する港町である。かつては町の中に運河が引き込まれた運河の町でもあり、今もその一部が保存されている。市域の南部は山地で、標高は高くないがところどころで海岸まで険しく迫る。市街が傾斜地まで展開しており、「坂の街」と呼ばれ、坂の代表的なものに船見坂(ふなみざか)や地獄坂がある。沿岸部を函館本線が走る。
山岳: 朝里岳(1280.8m)、和宇尻山(856m)、於古発山(708m)、天狗岳(683m)、毛無山(市の南西境、650.4m)、天狗山(市の東部、536.7m)、毛無山(市街の南方、548.4m)、天狗山 (市街の南西方、532.5m)、石倉山(500.9m)
河川: 星置川、キライチ川、銭函川、張碓川、朝里川、勝納川、塩谷川、於古発川(妙見川)、入船川(コンクリ河川化)
湖沼: オタルナイ湖(朝里ダム)
小樽市 歴史
アイヌ語の「オタ・オル・ナイ」(砂浜の中の川)が地名の由来とされるが、今の小樽の町に該当する川はない。小樽内川(現在の札幌市南区にある小樽内川とは別)は今の星置川の下流で、現在の小樽市域の東端、石狩平野の砂浜の近くを流れていた。河口に置かれたオタルナイ場所はその後、西方に移転して小樽内川から離れたが、オタルナイ場所の呼称は引き続き用いられた。これにより今の小樽の地がオタルナイ(小樽内、尾樽内、穂足内)と呼ばれるようになる。
20世紀半ばまでは石狩地方で産出された石炭の道外への輸送や、ロシアとの交易で栄えた。しかし1960年代以降、石炭需要の低下と北海道内の炭鉱の閉山、ロシア貿易の衰退、近隣の石狩湾新港の整備により港としての機能は衰え、人口も最盛期より35%も減少している。
年表
1865年 : 幕府はオタルナイを村並とする
1869年 : オタルナイを小樽と改める
1880年 : 手宮 - 札幌間に北海道最初の鉄道「幌内鉄道」(のちの手宮線・函館本線)が開通
1899年 : 区制施行(現在の区制とは異なり、当時の本州の市制よりも自治権の弱い体制である。)
1914年 : 第一期埋立事業(小樽運河)起工
1916年 : 人口:102,106名。マラリア患者数:39名。
1922年 : 市制施行、小樽市
1940年 : 高島町、朝里村を合併する
1958年 : 塩谷村を合併
1965年 : 開基100年記念式典を行う
1975年 : 石狩町(現石狩市)の一部(石狩湾新港西部)を編入
2004年 : 市政初の実質的な赤字予算が市議会で可決
「北海道 小樽市」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2009年8月02日 (日) 8:08 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org