旭川市 概要
旭川市(あさひかわし)は、北海道にある市で、上川支庁の所在地。2000年(平成12年)4月1日に中核市に指定。北日本では仙台市に次ぐ3番目(道内では札幌市に次いで2番目)の人口を有する北日本最大の中核市であり、国際会議観光都市にも指定されている。戦前は陸軍第七師団が置かれ、軍都として発展した。
旭川の語源は諸説あるが、市の中心部に流れる忠別川をアイヌの人々が「波のある川・波立つ川」の意味でチウ・ペツと呼んでいたこと、これを誤ってチュッ・ペツ(日の川)と訳したことから「旭川」という呼ばれるようになったという説もある。
旭川市 面積 747.60km2
旭川市 総人口 354,559人(住民基本台帳人口、2009年3月31日)
旭川市 人口密度 474人/km2
旭川市 地図
大きな地図で見る
旭川市 地理
北海道のほぼ中央の上川盆地の中心部に位置する。石狩川、忠別川、美瑛川、牛朱別川など大小130の河川が流れ、740あまりの橋が架かる。中でも石狩川と牛朱別川の交わるところにある旭橋は、1932年(昭和7年)完成した鉄製アーチ橋で北海道遺産に選定されている。
山 : 神楽岳(583m)、 神楽山(493m)、 丸山(563m)、神居山(799m)、 旭山(296m)、 鬼斗牛山(379m)
河川 : 石狩川、忠別川、美瑛川、牛朱別川
気候
内陸特有の気候で年間の気温差が大きい。夏は緯度の割に暑く、冬は北海道の中でも屈指の寒さとして知られている。1902年(明治35年)1月25日には、日本の気象官署での観測史上最低気温となる-41.0℃を記録した。しかし、近年は都市化などの影響による高温傾向によって、-20℃以下となる日が減少している。なお、郊外の江丹別地区では、近年においてもしばしば-30℃以下を記録している。年間を通して風が弱く、冬に地吹雪が発生することはほとんど無い。降水量も北海道内では少なく、全国平均値の半分程度である。これは、梅雨が無く、台風の影響もあまり受けないためで、夏は真夏日が10日前後記録されるなど北海道にしては高温であるものの、室蘭市や函館市など海岸部と比べて湿度が低く乾燥した気候であり、体感温度は低く過ごしやすい。
旭川市 歴史
安政2年、西蝦夷地は天領となり、後の上川郡(現在の旭川市付近)に相当する地域は幕府によって置かれた石狩役所の所管となる。
1890年(明治23年) - 石狩国上川郡に旭川・永山・神居の3村を設置。
1891年(明治24年) - 永山村に屯田兵入植。
1892年(明治25年) - 旭川村(現東旭川地区)に屯田兵入植。
1896年(明治29年) - 旧陸軍第七師団が編成・設置。
1898年(明治31年) - 北海道官設鉄道(旧国鉄・JR北海道の前身)により旭川駅が設置開業。
1900年(明治33年) - 旭川村を旭川町に改称。
1902年(明治35年) - 国内観測史上最低気温(摂氏氷点下41.0度)を記録。
1914年(大正3年) - 区制施行、旭川区となる。
1916年(大正5年) - 旭川区の人口:64,391名。旭川区のマラリア患者数:104名。
1922年(大正11年) - 市制施行、旭川市となる。
1932年(昭和7年) - 現旭橋が開通。牛朱別川切り替え工事完成。
1936年(昭和11年) - 旭川常盤ロータリー完成。
旭川常盤ロータリー1945年(昭和20年)8月16日 - 釧路市と留萌市を結ぶ線より北東側の北海道をソ連占領地域とするようソ連のスターリンが要求、旭川もこの地域に含まれていたがGHQはこれを拒否した。
1950年(昭和25年) - 北海道開発大博覧会 開催。
1952年(昭和27年) - 保安隊第2管区総監部(現陸上自衛隊第2師団司令部)が移駐。
1955年(昭和30年)4月1日 - 神居村・江丹別村を編入。
1960年(昭和35年) - 第1回旭川冬まつり開催。
1961年(昭和36年)4月1日 - 永山町を編入。
1963年(昭和38年)8月15日 - 東旭川町を編入。
1966年(昭和41年) - 旭川空港が開港。
1967年(昭和42年) - 旭川市旭山動物園が開園。
1968年(昭和43年)3月1日 - 神楽町を編入
1969年(昭和44年) - 函館本線が旭川駅まで複線電化される。
1970年(昭和45年) - 旭川市の人口が30万人を突破。旭川大橋開通。
1971年(昭和46年)3月2日 - 東鷹栖町を編入。
1972年(昭和47年) - 日本初の恒久歩行者天国である平和通買物公園を開設。
1973年(昭和48年) - 北海道新幹線の終点が旭川市に変更され、札幌駅~旭川駅が全国新幹線鉄道整備法に基づく基本計画線に制定される。
1973年(昭和48年) - 宗谷本線の連続立体交差事業(鉄道高架)が完了する。
1973年(昭和48年) - 神楽岡地区(現:緑が丘)に旭川医科大学が設置される。
1982年(昭和57年) - 旭川空港にジェット機就航。
1984年(昭和59年) - 旭川スタルヒン球場がオープン。近文大橋開通。
1986年(昭和61年) - 旭川大雪アリーナ(旭川初の屋内スケートリンク)がオープン。
1990年(平成2年) - 旭川市開基100年。道央道が旭川鷹栖ICまで延伸される。花咲大橋開通。
1991年(平成3年) - テレビ北海道(TVh)旭川送信所開局(9月)。ツインハープ橋開通。北旭川大橋開通。
1995年(平成7年) - 旭川新道(約14km)全線開通(一部暫定2車線)。
1996年(平成8年) - 旭川駅周辺開発「北彩都あさひかわ」事業のうち、土地区画整理事業に着手。
1997年(平成9年) - 旭川空港新滑走路2,500m供用開始。
1999年(平成11年) - 雨紛大橋の開通により、旭川環状線全線開通。
2000年(平成12年) - 中核市として指定(4月)。道央道の旭川鷹栖IC~和寒IC開通。旭川北IC供用開始。
2002年(平成14年) - 永山新川(牛朱別川分水路)供用開始。
2004年(平成16年)7月~8月 - 旭川市旭山動物園の月間入園者数が日本一を記録。
2005年(平成17年) - 旭川市科学館を北彩都あさひかわ地区に新築移転。
2006年(平成18年)6月 - 旭川空港に初の国際線定期便・旭川-ソウルが就航。
2006年 - 旭川市旭山動物園の月間入園者数が4ヶ月連続で日本一を記録(6~9月)2006年度入園者数300万人突破。
2007年(平成19年)10月1日 - 地上デジタル放送開始。
2008年(平成20年)- 旭川新道(約14km)全線4車線開通。
「北海道 旭川市」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2009年8月02日 (日) 8:08 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org