台東区 概要

東京23区の中央からやや北東寄りに位置し、東側は隅田川、南側は神田川に接する。

江戸時代を通じて、東京で最も古い市街地のひとつで、区の中心駅である上野駅は古くから北関東・東北地方からの玄関口と知られ、新幹線も停車する。面積は23区の中で最も狭い。区は全般的に商業地であるため、純粋な住宅地は多くない。戸建も一部地域を除くと少なく、ビルやマンションなど土地の高度利用が進んでいる。また、近年外国籍の住民が増加傾向にある。

台東区は、1920年(大正9年)当時、人口439,596人で、23区中最大の人口を誇っていた。

日本で最初の地下鉄が上野~浅草間で開通。

上野駅や鶯谷駅の内側には、上野桜木や池之端などの高級住宅街が広がり、付近の国立大学・医大教授や上級官僚や弁護士・医師などが学生時代から下宿し、新居を構えている。

不忍池の見下ろせる地域は、閑静な住宅地であり、都立上野高校や東京芸術大学もある。
上野地区は江戸時代から続く寛永寺の門前町で、現在も東京有数の繁華街である。交通の要衝である上野駅や、日本初の公園で、上野動物園や博物館、美術館など各種文化施設を抱える上野恩賜公園、さらに生鮮食品を中心とした大規模商店街「アメヤ横丁」があるので、多くの人が集まる地域である。続く文京区湯島には湯島天神があり、正月は受験生を中心とした初詣客が多く参拝する。また、パチンコ店やパチンコメーカーが多数存在し、国内有数のメッカとしても有名である。御徒町駅東側には宝飾業者が軒を並べ、「ジュエリータウンおかちまち」として知られている。
浅草地区は、東京を代表する下町といえる。浅草寺や仲見世通りなど名所が多い地域で、外国人にも人気があり、正月の初詣客も多い。観光用の人力車もよく見かけられる。花川戸にはバッグや靴など皮革製品の卸が多い。西浅草は、調理器具などの卸街「合羽橋道具街」があり、土産物としてラーメンや寿司などの展示用料理サンプルを買い求める外国人もいる。浅草から上野に至る間には、寺院が多い関係で(元浅草,東上野,松が谷,西浅草地区)仏壇や仏具などの卸が多い。
浅草から南に下った蔵前~浅草橋地区は吉徳大光、秀月、久月など人形の街として有名。玩具関係の卸も多い。浅草橋からさらに南下した中央区横山町・馬喰町にかけては、都内の衣料品卸が集中する地区である。
根岸、谷中周辺も歴史のある町だが、鶯谷駅前にはラブホテルが乱立、カップルでにぎわう。
入谷地区は寺社が多く、有名な入谷鬼子母神がある。毎年7月6日から8日にかけて「朝顔市」があり、アサガオを買い求める人でにぎわう。
千束地区は、酉の市で有名な鷲神社がある。神社の裏手は日本有数のソープランド街「吉原」があり、風俗店へ出入りする人でにぎわう。隣の竜泉には、樋口一葉の代表作「たけくらべ」の舞台となったことにちなんで作られた一葉記念館がある。さらに続く清川、日本堤、橋場、隣区となる荒川区南千住周辺は、簡易宿泊所が多く、日雇い労働者が寝泊りしており、また多数のホームレスが商店街「いろは会ショップメイト」のアーケード下を中心に路上生活をしており、いわゆるドヤ街といわれる「山谷」地区(1966年までの住居表示実施前の地名)。
台東区秋葉原は、一般に言う「秋葉原」地区のごく狭い一部の地域(一般に言う「秋葉原」地区の多くは千代田区外神田などの住所)。
このように、台東区は歴史ある下町としての名所を数多く有している。

台東区 面積 10.08km2
 
台東区 総人口 173,526人
(推計人口、2009年5月1日)

台東区 人口密度 17,210人/km2

台東区 地図


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台東区 地理

位置
東経139°46′47″、 北緯35°42′46.5″(上野公園7番20号、国立科学博物館)

自然環境
公園や緑地地域が随所にあり、自然環境は悪くない。自然環境破壊も東京都内では比較的少ないほうである。
区内の至る所に桜並木が植えられており、隅田川周辺以外にも住宅地・商業地などあらゆる場所に桜の木が植えられている。

台東区 歴史

1947年(昭和22年)3月15日…旧東京市の下谷区と浅草区が合併して誕生。
1997年(平成9年)3月15日…区誕生50周年。
2007年(平成19年)3月15日…区誕生60周年。


「東京都 台東区」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2009年8月02日 (日) 8:08 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org