足立区 概要
足立区は、東京23区の北東部に位置し、隅田川と荒川に挟まれた地区と、面積の大半を占める荒川以北の地区とに別れている。
南東の荒川南岸に位置する千住地区は、江戸時代には日光街道の宿場であり、現在はターミナル駅である北千住駅を擁する区内随一の繁華街となった。
区名は足立区成立以前のこの地域の郡名である南足立郡からとったものである。足立区はそれ以前の足立郡の領域の中心とは大きく外れた南東端に位置している。
足立区 面積 53.20km2
足立区 総人口 641,524人
(推計人口、2009年5月1日)
足立区 人口密度 12,060人/km2
足立区 地図
大きな地図で見る
足立区 地理
河川・橋梁
隅田川:新神谷橋、新田橋、新豊橋、豊島橋、小台橋、尾久橋、尾竹橋、千住大橋、常磐線、つくばエクスプレス、東京地下鉄日比谷線、千住汐入大橋
南岸は概ね北区、荒川区であり、北岸の新田、宮城、小台、千住の各地区は、北側を平行して流れる荒川にはさまれた帯状の地域となっている。
荒川:鹿浜橋、五色桜大橋(首都高速道路中央環状王子線)、江北橋、扇大橋、西新井橋、千住新橋、千住鉄橋(東京地下鉄千代田線、常磐線、つくばエクスプレス)、東武伊勢崎線、京成本線、堀切橋
当区内の流域は水害防止のため荒川放水路として隅田川に並行して掘削された人工河川であるため河川敷が広くとられており、氾濫防止のため堤防が高く設けられている。そのため橋の数は交通量に比して少なく車両混雑が頻発しており、南北両岸地域の交流や、バス交通に頼る西部北岸地域から都心方面へのアクセスの妨げとなっている。反面、広大な河川敷を利用して野球場などのレクリエーション施設が整備されており、サイクリングやジョギング、ウォーキングなど区民の憩いの場としての面も持ち合わせている。
綾瀬川:桑袋大橋、浮花橋、内匠橋、新加平橋、綾瀬新橋、五兵衛新橋、伊藤谷橋、東京地下鉄千代田線、常磐線
中川:飯塚橋
東岸は概ね葛飾区である。
新芝川:入谷大橋、南平大橋
西岸は概ね川口市であるが、同市東領家の一部は東岸である。
毛長川:中居橋、砂小橋、舎人二つ橋、毛長橋、谷塚橋、東武伊勢崎線、毛長堀橋、水神橋、花畑大橋、鷲宮橋
北岸は概ね草加市である。
足立区 歴史
古代~中世
律令制下においては武蔵国足立郡の南東端の地域
826年(天長3年)西新井大師建立
室町中期~戦国期には千葉氏の領国。
近世
天領・寛永寺領に配さる
石高約2万石
千住宿は江戸の北端であり、また日光街道の宿場として栄えた
千住青物市場は江戸三大市場の一つとして栄えた
1594年(文禄3年)千住大橋が架橋される
近代
1868年(明治元年) - 幕府の代官職を引き継ぐ形で、新政府により武蔵知県事が置かれる。
1869年(明治2年) - 小菅県(現在の足立区、葛飾区、江戸川区及び埼玉県と千葉県の一部を含む)設置。
1871年(明治4年) - 廃藩置県により小菅県廃止。一部を除き東京府に編入される。
1878年(明治11年) - 郡区町村編制法により、それまでの足立郡の東京府部分に南足立郡成立。同郡の範囲は現在の足立区とほぼ同等。
1893年(明治26年)2月7日 - 千住馬車鉄道 千住茶釜橋~越谷間 開業
1896年(明治29年)12月25日 - 日本鉄道土浦線(現常磐線)開業
1897年(明治30年)8月 - 千住馬車鉄道 千住茶釜橋~越谷間 廃業
1898年(明治31年)11月3日 - 草加馬車鉄道 千住茶釜橋~越谷間 開業
1899年(明治32年)8月27日 - 東武鉄道(北千住 - 久喜)が開業(西新井駅開業)
1900年(明治33年)2月2日 - 草加馬車鉄道 千住茶釜橋~越谷間 廃業
1900年(明治33年)3月21日 - 東武鉄道竹ノ塚駅 開業
1902年(明治35年)4月1日 - 東武鉄道(北千住 - 吾妻橋)が開業(堀切駅開業)
関東大震災後、東京都市計画道路網の一環として、環状7号線・放射11号線](尾久橋通り)・同12号線(現日光街道)が整備される
1924年(大正13年)10月1日 - 東武鉄道千住駅、小菅駅、五反野駅、梅島駅開業
1924年(大正13年)10月12日 - 荒川放水路注水開始
1925年(大正14年)1月 - 千住火力発電所(お化け煙突)設置
1928年(昭和3年)7月24日 - 東京市電千住大橋-千住四丁目間開業
1930年(昭和5年) - 荒川放水路竣工
1931年(昭和6年)12月19日 - 京成電鉄開業、京成関屋駅・千住大橋駅開業
1931年(昭和6年)12月20日 - 東武鉄道西板線(西新井 - 大師前)開業
1932年(昭和7年)9月1日 - 東武鉄道牛田駅開業
1932年(昭和7年)10月1日 - 東京市に編入され足立区となる。
1935年(昭和10年)9月1日 - 東武鉄道千住線(中千住 - 千住)開業
1943年(昭和18年)7月1日 - 東京都の成立とともに東京都足立区へ。
1943年(昭和18年)4月1日 - 常磐線綾瀬駅開業
1945年(昭和20年)5月20日 - 東武鉄道西板線(西新井 - 大師前)営業休止
1945年(昭和20年)5月21日 - 東武鉄道大師線(西新井 - 大師前)開業
1947年(昭和22年)5月3日 - 地方自治法により東京特別区となる。
1953年(昭和28年) - 東武鉄道中千住駅廃止
1962年(昭和37年)5月31日 - 営団日比谷線(現東京地下鉄)(北千住 - 南千住間)開業、東武伊勢崎線への相互直通運転開始
1964年(昭和39年)2月 - お化け煙突解体
1968年(昭和43年)2月25日 - 都電三ノ輪橋-千住四丁目間廃止
1969年(昭和44年)12月20日 - 営団千代田線(北千住 - 大手町)開業
1969年(昭和44年) - 環状7号線のうち区内部分全線開通
1971年(昭和46年)4月20日 - 営団千代田線(北千住 - 綾瀬)開業
1979年(昭和54年)12月20日 - 営団千代田線(綾瀬 - 北綾瀬)開業
1982年(昭和57年)3月 - 首都高速道路の区内初の区間が開通(向島-千住新橋間)
1987年(昭和62年)5月1日 - 東武鉄道千住線(千住分岐点(旧中千住駅) - 千住)廃止
2005年(平成17年)8月24日 - 首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線(秋葉原 - つくば)開業、青井駅・六町駅開業
2008年(平成20年)3月30日 - 東京都交通局日暮里・舎人ライナー開業
「東京都 足立区」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2009年8月02日 (日) 8:08 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org