高岡市 概要
高岡市(たかおかし)は、富山県北西部にある市である。
富山県の北西部に位置する、富山県西部(高岡都市圏)の中心地。面積は富山市、南砺市、黒部市、立山町、上市町、氷見市、朝日町に次ぎ、富山県第8位。人口は富山市に次ぎ、富山県第2位。現在の市街地は、かつて高岡城の城下町として盛え、北部の伏木地区は越中国の国府だった。1889年4月1日に市制施行、日本初の市の1つとなった。
市名の由来は、加賀藩主の前田利長による「高岡」という瑞祥地名である。もともと、現在の高岡地域は「関野」と呼ばれていたが、1609年に高岡の町が開かれたとき、詩篇『詩経』の中の「鳳凰鳴矣于彼高岡(鳳凰鳴けり彼の高き岡に)」という一節をもとに、前田利長が「高岡」と命名した。この他にも、高岡城が小高い丘に立地していたことも、「高岡」の由来のひとつとされている。
産業都市として発展し、今日ではアルミサッシの生産額日本一で知られる。富山地域と共に新産業都市の指定地域にもなっていた。また、伝統工芸も盛んで、高岡銅器や高岡漆器などの伝統工芸品が有名である。
商業面ではかつて「北陸の商都」と呼ばれていたが、近年では中心商店街などから、郊外のショッピングセンターや金沢市への買い物客の流出が激しい。
高岡市 歴史
古代、現在の高岡の郊外は、越中国の国府であり、そのため、746年に国司として大伴家持が赴任し、在任した五年間にとても多くの秀歌を残した。これは、高岡市が“万葉の里”と呼ばれる由来であり、現在も行われている高岡万葉まつりのメインイベントである万葉集全20巻朗唱の会にも受け継がれている。近世になると、1609年に加賀藩主の前田利長が高岡城に入り、“高岡”の町が開かれる。この1609年の開町により、近世高岡の文化が始まることとなる。開町の当時は、5,000人にも満たない人々で町が構成され、城の周囲や南の台地に、侍屋敷が配置されていた。だが、1615年の一国一城令により、高岡城は無くなってしまった。当時、「城の無い城下町は衰退していく」と言われていたが、前田利常の「高岡の人々の転出を規制し、商業都市への転換を図る」という政策が功を奏したため、高岡は発展の道を辿り始め、高岡の“商工業の町”としての歴史が始まっていく。高岡銅器や高岡漆器などもこの頃から始まった。近代では、1889年4月1日に青森県の弘前市などの全国30都市と共に市制が施行され、日本初の市の1つとして、“高岡市”が誕生する。この頃から伏木港(現・伏木富山港)での交易が盛んになってくる。現代では2005年11月1日に隣接する福岡町と共に旧高岡市と旧福岡町を廃止し旧市と旧町をもって新設合併し、新しく“高岡市”が発足し、県西部における中核的な市としての役割が果たせるかどうかが課題である。
高岡市 催事・祭事
日本海高岡なべ祭り(1月) - 鍋料理が振舞われる。
高岡桜まつり(4月) - 高岡古城公園などで行われる桜の祭り。
福岡さくらまつり(4月) - 福岡地区で行われる桜の祭り。
高岡といで菜の花フェスティバル(4月)
さまのこフェスタin金屋町(4月下旬 - 5月上旬) - 金屋町で行われる。
高岡御車山祭(5月1日) - 高岡関野神社例祭。
たかまちまつり(5月3日) - 「高岡獅子舞大競演会」などが行われる。
高岡つつじまつり(5月上旬) - 水道つつじ公園で行われる。
伏木曳山祭(5月15日) - 伏木神社例祭。
御印祭(6月19日・6月20日) - 金屋町で行われる。
戸出七夕まつり(7月3日 - 7月7日) - 戸出地区で行われる七夕祭り。
高岡七夕まつり(8月1日 - 8月7日) - 中心市街地で行われる七夕祭り。
伏木港まつり(8月上旬)
リバーサイドフェスタ(8月) - 福岡地区で行われている催し。
中田かかし祭(9月下旬) - 中田地区で行われるかかし祭り。
高岡大仏まつり(9月22日・9月23日)
つくりもんまつり(9月23日・9月24日) - 福岡地区で行われる。
高岡万葉まつり(10月) - 「万葉集全20巻朗唱の会」などが行われる。
幌武者行列(10月) - 戸出野神社例祭。
高岡市 出身有名人
風吹ジュン(女優)
葉里真央(女性アイドル)
アレマー玉井(マジシャン)
北川和歌子(女優、脚本家)
窪田涼子(女優、ナレーター)
コンプレッサー(マジシャン)
相本芳彦(元アナウンサー)
秋野由美子
伊藤源太
車吉章
宮嶋泰子
大木浩司
有沢義之(元アナウンサー)
荒谷弘樹(サッカー選手)
中島裕希(サッカー選手)
塚原佳代子(バレーボール選手)
田畑一也(元プロ野球選手)
吉田浩(元プロ野球選手)
進藤達哉(元プロ野球選手)
河文雄(元プロ野球選手)
高森勇気(プロ野球選手)
野尻晴一 - 元プロバスケットボール選手(bjリーグ・富山グラウジーズ所属)
吉村隆宏 - プロバスケットボール選手(bjリーグ・富山グラウジーズ所属)
階ヶ嶽龍右エ門(元大相撲力士)
射水川健太郎(元大相撲力士)
大八洲晃(元大相撲力士)
武藏川大治郎(元大相撲力士)
淺香山吉五郎(元大相撲力士)
山田川清太郎(元大相撲力士)
三島霜川(作家)
堀田善衛(作家)
林かおり(作家)
朝香祥(小説家)
米田稲介(俳人)
筏井嘉一(歌人)
藤子・F・不二雄(漫画家)[8]
石岡ショウエイ(漫画家)
松原秀典(アニメーター)
まつもと泉(漫画家)
北嶋一喜(漫画家)
津野裕子(漫画家)
横川直史(漫画家)
横尾有希子(イラストレーター)
滝田洋二郎(映画監督)
釣崎清隆(写真家)
室崎琴月(作曲家)
ロバートソン黎子(ジャーナリスト)
大澤光民(鋳金作家、人間国宝)
金森映井智(彫金作家、人間国宝)
石田政次郎(鋳金作家)
上埜安太郎(元・衆議院議員、元・鉄道政務次官、元・富山市長、元・高岡市長)
高広次平(元・貴族院議員)
大橋八郎(元・内閣書記官長、第4代NHK会長)
橘康太郎(元・衆議院議員)
藤沢純一(元・大阪府箕面市市長)
向井英二(元・富山県議会議長、新党きずな代表)
実業家 [編集]
「富山県 高岡市」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2009年8月02日 (日) 8:08 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org