京都府長岡京市 概要

長岡京市(ながおかきょうし)は、京都府の南西に位置する市。
市名は長岡京にちなみ、長岡京の南部と一部市域が重なる。 隣接する向日市、大山崎町とともにタケノコの産地として著名。花菜(食用の菜の花)の産地でもある。市制施行前は乙訓郡に属し、市内に古寺乙訓寺がある。

大きく東部、中部、西部に分類できる。 JR長岡京駅周辺の東部は村田製作所、パナソニック、三菱電機などのハイテク企業が進出しており、線路沿いには、フォークリフトで有名な日本輸送機がある。

また、西山山系の湧水を利用してサントリーが大山崎町との境目近くに京都ビール工場を設置、主に西日本地区向けの製品の生産を行っている。 かつてサントリーが地下水を大量に使用するため、市民と軋轢を生じた時期もあったが、現在はサントリーが主催する秋のビール祭に市民を招待するなどして関係の回復を図っている。

阪急長岡天神駅の周辺の中部は、商業地、住宅地から構成されており、長岡京市の中心地となっている。 大手スーパーなどもこの付近に偏っていたが、2000年代以降は、JR長岡京駅西口が再開発され、こちらにも商店の進出がなされている。

京都府道10号大山崎大枝線(丹波街道)以西の西部は、主に西山の丘陵地帯からなる自然あふれる地域であり、後述のような有名神社仏閣などが点在する。 また一部地域は切り開かれ、住宅地として開発されている。

日本を代表する観光地である京都市が近いために注目されることは少ないが、ロケーションには恵まれている。 特に竹林は美しく、平安時代の作品『竹取物語』のモデルは長岡京市もしくは京都府八幡市のどちらかであると言われている。 また長岡天満宮八条ヶ池の霧島つつじ、乙訓寺の牡丹、楊谷寺のアジサイ、光明寺の紅葉も美しさに定評がある。

平安時代には、古典『伊勢物語』の主人公とされている在原業平が晩年を過ごし、学問の神として知られる菅原道真が太宰府へ左遷される際、名残を惜しんだ地と言われている。 また、清少納言作の随筆『枕草子』等の古典にも登場する等、深い歴史を持っている。

光明寺を始め、長岡天満宮やその境内にある料亭・錦水亭など、市内ではしばしばドラマや映画のロケが行われる。 また、山村美紗の初期の作品の舞台にもなっている。

秋に行われる『ガラシャ祭り』を筆頭に、かぐや姫をモチーフとした竹林のイベントや、蛍鑑賞会、天神祭、アジサイ祭り、牡丹祭りなどが開かれている。全国から集客したいという市の思惑はともかく、家族連れが訪れる市民憩いのイベントとしては成功しているようである。なお蛍鑑賞会は例年蛍シーズンより早く開催されることが多い。

京都府長岡京市 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

土御門天皇陵
光明寺  モミジ
楊谷寺(柳谷観音)  モミジ
乙訓寺  牡丹
長岡天満宮  梅・霧島つつじ・モミジ
勝竜寺城公園
長岡京市立中山修 記念館

京都府長岡京市 出身有名人

杉本大一郎(天文学者、放送大学教授)
家長昭博(サッカー選手)
宇佐美貴史(サッカー選手)
下小鶴綾(サッカー選手)
海堀あゆみ(サッカー選手・なでしこジャパン)
森田茂希(ラグビー選手)
鳥居千穂(バレーボール選手)
川瀬智子(ミュージシャン/the brilliant greenのボーカリスト)
種ともこ(ミュージシャン)
Ryohei(ミュージシャン)
有馬自由(俳優)
ラッシャーみよし(AV監督)


「京都府 長岡京市」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2009年8月02日 (日) 8:08 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org