北九州市 八幡西区 概要
八幡西区(やはたにしく)は、福岡県北九州市を構成する7区の行政区の一つである。
北九州市の行政区の内もっとも人口が多い区であり、市の全人口の4分の1を占める。黒崎駅の南側周辺は北九州市西部の中心市街地、洞海湾沿岸部は工業地帯の一部をなすが、市域西部から南部には郊外住宅地が広がる。
八幡西区は、副都心である黒崎(黒崎駅周辺地区)を抱えるが、2000年黒崎そごうの閉店(翌2001年黒崎そごう跡に黒崎井筒屋が移転・開業)、2003年複合商業施設「コムシティ」の商業施設部分を管理・運営する第三セクター「黒崎ターミナルビル」の倒産など、商業地区としての先行きの不安を抱えていた。現在、コムシティの営業再開に向けての準備が行われている。
西部の折尾地区には大学、短期大学、高等学校等が多数存在しており、この地域は県内でも「学生の街」として有名である。また北九州学術研究都市は区境を接する若松区ひびきのにあるが、同区の折尾駅からのアクセスが容易である。
北九州市 八幡西区 面積 83.04km2
北九州市 八幡西区 総人口 259,597人
(推計人口、2009年5月1日)
北九州市 八幡西区 人口密度 3,130人/km2
北九州市 八幡西区 地図
大きな地図で見る
北九州市 八幡西区 歴史
江戸時代 - 参勤交代に伴う長崎街道の整備により、黒崎、木屋瀬が宿場町として賑う
1762年(宝暦11年) - 堀川運河開通。翌年から川ひらたの運航開始
1889年(明治22年) - 明治の大合併により以下の各村が誕生
遠賀郡黒崎村(人口3,886人) - 鳴水・熊手・藤田・前田4村合併
遠賀郡洞南村(人口3,386人) - 折尾・本城・陣原・則松・永犬丸5村合併
遠賀郡上津役村(人口2,631人)- 小嶺・上上津役・下上津役・引野・市瀬・穴生6村合併
遠賀郡香月村(人口3,875人) - 楠橋・香月・馬場山・畑4村合併
鞍手郡木屋瀬村(人口3,239人)- 木屋瀬・野面・笹田・金剛4村合併
(なおこの時、現在の浅川地区は、浅川・払川・蜑住・有毛・乙丸・大鳥居・高須・小敷・塩屋の9村合併で遠賀郡江川村の一部となり、1908年(明治41年)には江川村が島郷村に併合される)
1891年(明治24年) - 2月28日、九州鉄道による黒崎駅―遠賀川駅間の鉄道路線開通に伴い、黒崎、折尾両駅開業(当時の折尾駅は現在より数百メートル東)。4月には黒崎駅以東門司駅(現門司港駅)まで鉄道で接続される。8月、筑豊興業鉄道による若松駅―直方駅間の鉄道路線開通に伴い、九州鉄道と別の折尾駅開業。
1895年(明治28年) - 11月、九州鉄道が折尾駅を移転、筑豊鉄道と共同の折尾駅を設置したことに伴い、同駅に日本初の鉄道立体交差が設置される。
1897年(明治30年) - 遠賀郡黒崎村が遠賀郡黒崎町に昇格
1898年(明治31年) - 鞍手郡木屋瀬村が鞍手郡木屋瀬町に昇格
(1899年(明治32年) - 遠賀郡八幡村が遠賀郡八幡町に昇格)
1902年(明治35年) - 4年前に県内初の県立旧制中学校として開校した福岡県立東筑中学校が折尾に正式移転。
1904年(明治37年) - 遠賀郡洞南村が遠賀郡折尾村に改称
1906年(明治39年) - 8月、折尾警察分署(若松警察署の分署)設置
1908年(明治41年) - 帝国鉄道香月線貨物営業開始。3年後から旅客営業開始。
1909年(明治42年) - 折尾警察分署が折尾警察署に昇格
1911年(明治44年) - 7月、西鉄北九州線黒崎駅前―大蔵川間開業
1914年(大正3年) - 6月、西鉄北九州線 折尾―黒崎駅前間開業
1915年(大正4年) - 安川電機製作所(当時は合資会社)が操業開始
1916年(大正5年) - 11月、国鉄折尾駅現駅舎開業
1917年(大正6年) - 遠賀郡八幡町が市に昇格、八幡市となる
1918年(大正7年) - 遠賀郡折尾村が遠賀郡折尾町に昇格
1926年(大正15年) - 遠賀郡黒崎町が八幡市に編入される
1931年(昭和6年) - 遠賀郡香月村が遠賀郡香月町に昇格
(同年 - 遠賀郡島郷村が若松市に編入される)
1935年(昭和10年) - 三菱化成(現三菱化学)黒崎工場が操業開始
1937年(昭和12年) - 遠賀郡上津役村が八幡市に編入される
1938年(昭和13年) - 折尾警察署移転
1944年(昭和19年) - 遠賀郡折尾町が八幡市に編入される
1947年(昭和22年) - 折尾簡易裁判所設置
1948年(昭和23年) - 旧折尾警察署が国家地方警察福岡県本部遠賀地区警察署となる
1954年(昭和29年) - 旧遠賀地区警察署が福岡県警察折尾警察署となる
1955年(昭和30年) - 遠賀郡香月町と鞍手郡木屋瀬町が八幡市に編入される
1956年(昭和31年) - 筑豊電気鉄道線開業
1959年(昭和34年) - 11月、黒崎駅近くに八幡井筒屋開業
1960年(昭和35年) - 九州女子短期大学開学
1962年(昭和37年) - 九州女子大学開学
1963年(昭和38年)
2月10日 - 八幡市が小倉市・門司市・戸畑市・若松市との合併により、北九州市の一部となる。
4月1日 - 北九州市が政令指定都市となり、旧八幡市部分は八幡区となる。(旧若松市は若松区に)
1965年(昭和40年) - 現在の区域内唯一の4年制大学、九州共立大学開学
1974年(昭和49年) - 4月1日付で八幡区が分区され、八幡西区と八幡東区が誕生、区役所となる総合庁舎使用開始。この時、浅川地区が若松区から八幡西区に割譲され、現在の区域となる。
1977年(昭和52年) - 7月1日、北九州ハイツ開業。
1978年(昭和53年) - 4月、区内はもとより、北九州市としても初の医学部のある大学となる産業医科大学開学。12月、国道199号本城バイパス開通。
1979年(昭和54年) - 3月、北九州道路、北九州直方道路開通。10月6日、黒崎駅東地区再開発により、黒崎そごうを核店舗とする商業ビル「メイト」開業。
1981年(昭和56年) - 5月1日、本城バイパス沿いに、折尾地区初の大型小売店、サンリブ折尾開業。
1984年(昭和59年) - 9月、折尾駅前再開発事業の一環として、丸和を核店舗とする商業ビル「オリオンプラザ」開業。
1985年(昭和60年) - 3月31日、国鉄香月線廃止。
1986年(昭和61年) - 八幡警察署から八幡西区東部の管轄を割譲し、八幡西警察署開設。
1987年(昭和62年) - 折尾中央市場と、隣接する西鉄折尾バスセンターが火災炎上、修復されず
1988年(昭和63年) - 3月、鹿児島本線―筑豊本線短絡線上に折尾駅開業
1989年(平成元年) - 4月、翌年開催される国民体育大会(とびうめ国体)に伴い、大字御開(現御開4丁目)に北九州市立本城陸上競技場開業。同月29日、曲里地区の三菱化成黒崎(現三菱化学)社宅跡地再開発により、北九州プリンスホテルおよび付属施設開業。11月、黒崎駅前ペデストリアンデッキ完成。
1992年(平成4年) - 10月、西鉄北九州線黒崎以東路線廃止。11月、路面電車代替バス運行に伴い西黒崎バスターミナル供用開始。
1997年(平成9年) - 3月31日、折尾警察署が折尾駅近くの旧庁舎から現庁舎に移転。
1998年(平成10年) - 6月1日、折尾出張所が折尾駅近くの旧庁舎から現庁舎に移転。
2000年(平成12年) - 11月、JR陣原駅開業。同月、筑豊電鉄との重複区間以外の西鉄北九州線全路線廃止。12月、黒崎そごう、本社の経営不振の影響で閉店。
2001年(平成13年) - 10月、黒崎そごう跡地に井筒屋が移転開業。11月、黒崎駅西地区再開発によりコムシティ開業。
2002年(平成14年) - 3月、西鉄黒崎バスセンターがコムシティ1階に移転。同月、旧黒崎井筒屋店舗が井筒屋アネックスとして開業。5月、コムシティを運営する第3セクターが民事再生法適用を申請、コムシティ破綻。
2003年(平成15年) - 3月、JR本城駅開業。同月、区内で最後となる全国選抜高等学校テニス大会開催(翌年から福岡市に移転開催)。
2007年(平成19年) - 2月、プリンスホテル、事業譲渡により北九州プリンスホテルの運営より撤退。ホテル施設はそのままホテルクラウンパレス北九州となる。
2008年(平成20年) - 10月、国道3号バイパス黒崎道路部分開通。
「福岡県 北九州市八幡西区」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2009年8月02日 (日) 8:08 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org