前原市 概要
前原市(まえばるし)は、福岡県西部にある市。福岡市に隣接しており、福岡都市圏に属す。古くは伊都国(いとのくに・いとこく)として、後に福岡藩と唐津藩(現在の佐賀県にある)との唐津街道の宿場町として栄えた。近年は福岡市のベッドタウンとして人口が増加中である。
1992年(平成4年)10月1日、福岡県で23番目の市として市制を施行。
2010年(平成22年)1月1日、隣接する糸島郡二丈町・志摩町と新設合併を実施することが市議会で決議された。新市名は糸島市となる。
前原市 地理
北部はほぼ平坦な平野で市街地または水田が広がり、南部は佐賀県との県境となる脊振山地をはじめ山間部である。北西部にあたる加布里付近ではわずかではあるが海にも面している。河川は二級河川の瑞梅寺川、雷山川などがあるがいずれも比較的小さな河川である。
中国の歴史書である「魏志倭人伝」によると、弥生時代には現在の前原市一帯は「伊都国」が栄えた地と記述されており、市内の史跡平原遺跡(ひらばるいせき)の方形周溝墓からは日本最大の銅鏡「内行花文鏡」等の出土品(国宝)が発掘されている。
前原市 歴史
近現代
1889年4月1日 - 町村制施行に伴い、怡土郡に加布里村・長糸村・雷山村・怡土村が,志摩郡に前原村・波多江村が誕生する。
1896年4月1日 - 怡土郡と志摩郡が合併し糸島郡となる。
1901年9月15日 - 前原村が町制施行し前原町となる。
1914年 - 木造清賀上人坐像(千如寺大悲王院)が国の重要文化財に指定される。
1931年4月1日 - 前原町と波多江村、加布里村が対等合併し、新町制による前原町となる。
1937年10月1日 - 北九州鉄道が国鉄に買収され筑肥線となる。
1938年 - 怡土城跡が国の史跡に指定される。
1950年 - 前原町町制50周年記念式典が行われる。
1954年 - 志登支石墓群が国の史跡に指定される。
1955年
1月1日 - 前原町と雷山村・長糸村が合併し、新町制による前原町となる。
4月1日 - 怡土村を編入。
1958年 - 前原町に簡易水道給水が開始される。
1961年 - 前原電報電話局開設。
1979年 - 人口が4万人を突破。
1983年3月22日 - 筑肥線が電化され福岡市地下鉄と筑前前原~博多間にて相互乗り入れを開始する。
1985年 - 町村合併30周年記念式典が行われる。
1990年 - 人口が5万人を突破
1992年10月1日 - 市制施行。前原市となる。
1993年
福岡市地下鉄空港線開通し、JR筑肥線と空港線の相互乗り入れを開始する。
西九州自動車道「福岡前原道路」開通。
1996年 - 人口が6万人を突破。
2000年 - 筑肥線下山門~筑前前原間複線化。人口が65,000人を突破。
2001年 - 福岡高速道路と西九州自動車道が連結。いとしま合併検討会が前原市・志摩町・二丈町の合併協議会設置を求める。
2002年 - 糸島1市2町合併協議会が発足。新市の名称を「糸島市」、新設(対等)合併、2006年(平成18年)1月1日を合併の期日と定め合併へ向けて審議を進めていたが、最終合意に至らず、協議会も解散した。
2005年
3月20日 - 午前10時53分、福岡県西方沖地震が発生。前原市でも震度6弱を観測した。
11月30日 - 前原市図書館開館。
2006年 - 平原遺跡から出土した福岡県平原方形周溝墓出土品が国宝に指定される。
「福岡県 前原市」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。
2009年8月02日 (日) 8:08 UTC、URL: http://ja.wikipedia.org